台湾TSMCが最高益、1〜3月8.9%増生成AI向け好調
【台北=龍元秀明】世界最大の半導体受託生産会社(ファウンドリー)である台湾積体電路製造(TSMC)が18日発表した2024年1〜3月期決算は、純利益が前年同期比8.9%増の2254億台湾ドル(約1兆円)、売上高は16.5%増の5926億台湾ドルだった。いずれも同期としての過去最高を更新した。 生成AI(人工知能)向けなど先端半導体の受託生産が好調だった。半導体市況が低迷した23年12月期は前の期…
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日銀がマイナス金利政策を解除し、17年ぶりの利上げに踏み切ってから19日で1カ月になる。預金などの金利上昇は小幅で「金利ある世界」に対し、企業や個人は冷静にそろり対応している。ただ外為市場では、日銀の利上げにもかかわらず円安・ドル高が進行する「想定外」の展開となっている。 日銀のマイナス金利解除後、金融機関は相次いで預金金利を引き上げた。三菱UFJ銀行などが先んじて普通預金金利を0.001%から…
米オラクルは18日、今後10年間で日本国内のデータセンターに80億ドル(約1兆2000億円)を投じると発表した。マイクロソフトなど米クラウド3社が今年に入って表明した対日投資額は計4兆円に迫る。自国のデータを国内で管理する「データ主権」に配慮しつつ、政府や企業の需要を取り込む狙いだ。 オラクルのサフラ・キャッツ最高経営責任者(CEO)が18日、東京都内で開いた顧客向けのイベントで明らかにした。2…