155円突破、介入警戒でも続く円安裏に国内勢の売り
円相場が24日、34年ぶり安値となる1ドル=155円台に下落した。政府・日銀による円買い介入への警戒は高まっているものの、じわじわと円安が進む。国内の輸入企業や機関投資家のドル調達ニーズは大きく、断続的に円を売って、ドルを買う注文が出てくるからだ。投機筋の円売りが値動きを増幅させている面もある。市場の関心は日銀の金融政策に移っている。 24日早朝のニューヨーク外国為替市場。明確な材料がないまま円…
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■大型連休を前に、宿泊料金が上昇している ■円安によるインバウンドの増加が主因 ■問題は人手不足。サービスが制限される可能性も…
コニカミノルタが追加の構造改革策を迫られている。有利子負債が増える中で稼ぐ力は下がり、利益で支払利息をまかなえない「ゾンビ化」が迫っている。金利ある世界の到来で支払利息はさらに重くなる恐れがある。負債返済と再成長に充てる資金を捻出するには、4日に発表した人員削減だけでは十分ではない。 気付けば、足元の有利子負債は約5000億円と10年前の2倍超になった。バイオ関連などの事業買収やオフィス用複合機…