ホンダ部品、EVコスト減へミタルと連携中国車に対抗
日本の自動車3社が電気自動車(EV)のコストを削減する。ホンダ系の部品大手は欧州アルセロール・ミタルと連携し、安価な鉄で車体部品を一体成型して部品点数を減らす。中国メーカーが導入するアルミを使った生産方式に比べ、車体コストを最大2割減らせる。低価格車で攻勢をかける中国勢に対抗する。 EVは中国メーカーが価格の主導権を握り始めている。世界大手の比亜迪(BYD)は中国で100万円台のEVを発売してい…
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経済産業省は人工知能(AI)を開発する際に使うスーパーコンピューターの国内整備に乗り出す。AI開発が経済安全保障の観点で重要だと判断し、KDDIやさくらインターネットなど5社のAIスパコンの整備に計725億円を補助する。KDDIがAIスパコン事業に参入するのは初となる。 膨大なデータ学習を必要とするAIや生成AIの開発には、高性能なコンピューターが欠かせない。日本国内の計算基盤は乏しく、AIの開…
【台北=龍元秀明】半導体市場のけん引役がスマートフォンから人工知能(AI)に代わった。世界最大の半導体受託生産会社(ファウンドリー)である台湾積体電路製造(TSMC)が18日発表した2024年1〜3月期決算は売上高・純利益ともAI向けが好調で同期として過去最高だった。大口顧客である米エヌビディアとの「最強タッグ」が市場の再成長をけん引する。 日本時間の午後3時からのTSMCのオンライン決算会見は…