155円突破、介入警戒でも続く円安裏に国内勢の売り
円相場が24日、34年ぶり安値となる1ドル=155円台に下落した。政府・日銀による円買い介入への警戒は高まっているものの、じわじわと円安が進む。国内の輸入企業や機関投資家のドル調達ニーズは大きく、断続的に円を売って、ドルを買う注文が出てくるからだ。投機筋の円売りが値動きを増幅させている面もある。市場の関心は日銀の金融政策に移っている。 24日早朝のニューヨーク外国為替市場。明確な材料がないまま円…
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25日の東京株式市場で日経平均株価は反落か。前日の日経平均が907円高と大幅に上昇したため、戻り待ちの売りが出やすい。日米で主要企業の決算発表が相次ぐほか、日銀の金融政策決定会合の結果発表を26日に控え、積極的に持ち高を傾けにくい雰囲気も広がるだろう。日経平均は前日の終値(3万8460円)から500円ほど安い3万7900円台が下値メドとなりそうだ。 24日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5…
【この記事のポイント】・大型連休を前に、宿泊料金が上昇している・円安によるインバウンド(訪日外国人)増加が主因・問題は人手不足。サービスが制限される可能性も ゴールデンウイーク(GW)の宿泊料金が上昇している。日本経済新聞の調査では、初日の4月27日の平均客室単価が前年より1割以上高いホテルが4分の3に上った。円安によるインバウンド(訪日外国人)の増加が稼働率を押し上げ、価格上昇につながっている。…