オラクル、10年で日本に1.2兆円投資データセンター増設
米オラクルは2024年から10年間で計80億ドル(約1.2兆円)超を投じ、日本でデータセンターを増設する。クラウドサービスや人工知能(AI)開発で、重要なデータや個人情報を海外に持ち出さず日本国内で保管・処理できるようにする。米中対立などを背景に経済安全保障の重要度は急速に高まる。自国のデータを国内で管理する「データ主権」の動きに対応する。 日本オラクルが18日発表した。同日開いた顧客企業向けの…
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【ワシントン=新井惇太郎】日米韓は初となる財務相会合を17日、米ワシントンで開いた。「最近の急速な円安・ウォン安への日韓の深刻な懸念を認識し、外国為替市場の動向について引き続き緊密に協議する」と盛り込んだ共同声明をまとめた。 鈴木俊一財務相とイエレン米財務長官、韓国の崔相穆(チェ・サンモク)経済副首相兼企画財政相が出席した。鈴木氏は会合に先立ち、イエレン氏、崔氏とそれぞれ個別に面会した。 共同声…
バイデン米大統領は17日、米東部ペンシルベニア州ピッツバーグで演説し、中国製の鉄鋼・アルミ製品のダンピング(不当廉売)問題で制裁関税を3倍に引き上げると表明した。バイデン氏は「米国は中国の補助金の被害を受けてきた。1万人を超える鉄鋼労働者が失業した」と述べ、国内産業と雇用の保護に軸足を置く姿勢を強調した。 「中国は自分たちが必要とする以上の鉄をつくり、ダンピングしている」。バイデン氏は全米鉄鋼労…