【NQNニューヨーク=川内資子】30日のニューヨーク外国為替市場で円相場は大幅反発。前日比1円30銭円高・ドル安の1ドル=90円05〜15銭で取引を終えた。米株式相場が大幅安となり投資家がリスクを取りにくくなるとの見方から、円買い・ドル売りが優勢となった。
9月の米個人消費支出(PCE)が前月比0.5%減少し、今後も個人消費の低迷が続く可能性が改めて意識された。投資家のリスク回避の動きが強まるとの思惑から、円が対高金利通貨で買い戻され、対ドルでも上昇した。米株式相場や原油先物相場が午後にかけて一段安になると、円買いが加速した。円は89円91銭と15日以来、約2週間ぶりの高値を付けた。安値は91円30銭。
円は対ユーロで急反発。前日比2円90銭円高・ユーロ安の1ユーロ=132円60〜70銭で取引を終えた。米株安などを受けて円買い・ユーロ売りが膨らんだ。
ユーロはドルに対して反落。前日終値の1ユーロ=1.48ドル台前半から1.47ドル台前半に下落した。リスク回避の思惑から、ドルの買い戻しが進んだ。ユーロの安値は1.4703ドル、高値は1.4821ドル。
スイスフランは対ドルで下落。前日終値の1ドル=1.01スイスフラン台後半から1.02スイスフラン台半ばに下げた。スイス中央銀行が対ドルなどでスイスフラン売り介入をしているとの出所不明のうわさを材料に、スイスフランが売られた。(31日 06:38)