30日の日経平均先物12月物は4営業日ぶりに反発。終値は前日に比べ130円高の1万0010円と、2日ぶりに1万円台を回復した。米国で29日に発表された7〜9月期の実質国内総生産(GDP)が市場予想を上回り、同日の米株式相場が上昇したことを好感した買いが優勢になった。ただ、寄り付き直後に170円高の1万0050円まで上昇した後は上値が重く、その後は一日を通して小動きだった。前場と後場を合わせた日中取引の売買高は5万3705枚と、23日(4万9830枚)以来の少なさだった。
現物株市場の大引けで、ファストリ(9983)の取引が15時段階で引けず、日経平均株価と東証株価指数(TOPIX)の終値が一時算出できない状況になった。ファストリ株が下落していたことを受けて「算出後の水準が切り下がるのではないか」との警戒感を誘い、15時過ぎの先物市場では相場下落リスクを回避(ヘッジ)するための売りが出て、伸び悩む格好になった。
シンガポール取引所(SGX)は4営業日ぶりに反発。前日の清算値に比べ135円高の1万0010円で取引を終えた。日経平均の終値が一時算出できない状況になったことを受け、大証の日中取引終了後に一時1万円を割り込む場面があった。
TOPIX先物12月物は4営業日ぶりに反発。前日終値に比べ15.0ポイント高の894.0で取引を終えた。日経平均先物と同様、15時過ぎに上げ幅をやや縮めた。前場と後場を合わせた売買高は4万2151枚。
日経平均オプション11月物は総じてコール高、プット安。日経平均株価が上昇し1万円台を回復したことを受け、コール買い、プット売りが優勢だった。権利行使価格1万0500円コールと同1万0750円コールの日中の売買高はともに7000枚を超えた。〔NQN〕(30日 15:59)