【ワシントン=弟子丸幸子】米調査会社のギャラップが20日公表した世論調査で、オバマ米大統領の支持率が49%となり、就任後初めて50%を割り込んだ。同社によると、就任から10カ月での過半数割れは第2次世界大戦後に就任した12人の大統領のなかでフォード氏(3カ月)、クリントン氏(4カ月)、レーガン氏(10カ月)に次ぐ4番目の早さとなった。
同社でのオバマ大統領の就任後最初の支持率は68%で、戦後ではケネディ氏の72%に次ぐ歴代2位の高水準だった。その直後に69%に達した後は徐々に低下し、8月には50%台が定着。同社は賛否両論が広がる医療保険制度改革や、巨額の財政赤字に結びつく経済政策に保守派が反発を強めたことが支持率低下の原因だと分析している。
オバマ政権は追加の雇用対策に踏み込むなど景気に配慮する姿勢を示している半面、失業率の上昇には歯止めがかかっていない。米軍が駐留するアフガニスタンでの情勢悪化も、米国民の不満を高めているとみられる。調査は17〜19日に有権者を対象に実施した。
(13:06)