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NIKKEI NET

事業仕分け、「埋蔵金」頼み 閣僚に判定撤回の動き

 政府の行政刷新会議は17日、予算の無駄を洗い出す事業仕分けの前半の日程を終えた。約95兆円に膨れた2010年度予算の概算要求のうち廃止、縮減などによるカットは4000億円規模にすぎない。歳出削減目標である3兆円超への道は険しく、基金返納など「埋蔵金」頼みの姿勢が目立つ。財源不足は明らかで、政府・与党は高速道路無料化など衆院選マニフェスト(政権公約)に盛り込んだ事業の規模圧縮を迫られている。

 「95兆円は間違いなく数兆円減る」。藤井裕久財務相は先に3兆円カットへ自信を示したが、中間地点までの成果は不十分だ。無駄を洗い出す作業グループを統括する民主党の枝野幸男氏は「同種の事業がある場合、同じ視点でやる」と強調。447事業で実施した今回の結果を、対象外だった約2500事業にも当てはめ、大幅な無駄減らしを狙う。政府内には反転攻勢をうかがう動きもある。福島瑞穂消費者・少子化担当相は17日、予算縮減と判定された国立女性教育会館に関して「今まで果たしてきた役割も考えてほしい」と主張。各省庁の政務三役も、今後の巻き返しに期待する。 (09:49)

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