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NIKKEI NET

学生・生徒の自殺最多 対策白書、総数11年連続3万人超

 政府は17日の閣議で、2009年版の自殺対策白書を決定した。08年の自殺者は3万2249人(警察庁調べ)と前年より844人減ったものの、11年連続で3万人超の高水準となった。職業別では、学生・生徒の自殺が972人と過去最多だった。人口10万人当たりの自殺者数「自殺死亡率」は23.7で世界第8位、日米欧主要7カ国(G7)ではトップだった。

 自殺原因は2万3490人(全自殺者の72.8%)が判明。そのうち「健康問題」が1万5153人(64.5%)でトップだった。「経済・生活問題」が7404人(31.5%)、「家庭問題」が3912人(16.7%)と続いた。自殺死亡率の国際比較では「欧米の先進諸国と比較しても高い水準」と指摘した。

 過去最多となった学生・生徒の自殺への対策としては「夜間や休日など子供がいつでも相談できる体制の構築」の必要性を挙げた。一方、ブログやメールを介したいじめが自殺を招く恐れがあるとも指摘。青少年がインターネットを利用する際のフィルタリング(閲覧制限)の普及に加え、学校、家庭、地域が一体で情報モラル教育の推進に取り組むよう求めた。 (11:23)

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