【シリコンバレー=岡田信行】米カリフォルニア州エネルギー委員会は18日、電力消費の大きなテレビの販売を禁止する規制を導入すると発表した。2011年から適用し、電力消費が上限を超えるテレビは州内で販売できなくなる。同州は自動車排ガス規制にも積極的なことで知られる「環境先進州」。テレビへの環境規制は全米に影響を及ぼしそうだ。
新規制は画面サイズが58インチ以下のテレビが対象となり、例えば42インチの場合、消費電力を11年までに183ワット以下、13年までに115ワット以下に抑える必要がある。カリフォルニア州は規制導入により、10年間で86万4000世帯分のエネルギー消費を節約でき、81億ドルの節電効果があると試算している。
現在、州内で販売されている1000種類以上のテレビが既に11年基準を満たしており、これまでも環境対応に注力してきた日本メーカーの販売には大きな影響は出ないとみられる。(20:01)