「日メコン首脳会議」出席のため訪日したベトナムのグエン・タン・ズン首相は7日、都内で日本経済新聞社の喜多恒雄社長と会見し、ベトナムが最重要インフラと位置付ける原子力発電所と高速鉄道の建設計画で日本との協力を強化する方針を明らかにした。総額1兆5000億円規模の原発プロジェクトでは日本とフランスを軸に発注先を選定する意向を示唆。国内経済については2010年に6.5%成長を回復できるとの見通しを示した。
ズン首相は日本が官民一体で受注を狙う原発について「日本の技術や経験を高く評価しており、積極的な協力を期待する」と表明。「国会で月内に(予備調査が)審議される予定」と述べ、調査結果が承認された後に「パートナー選定の条件を詰める」と、早ければ年内にも発注先の選定作業を始める考えを明らかにした。(08日 12:33)