【ニューヨーク=米州総局】30日のニューヨーク株式相場は大幅反落。ダウ工業株30種平均は前日比249ドル85セント安の9712ドル73セントで終えた。下落幅は約半年ぶりの大きさとなった。朝方発表の9月の米個人消費支出が5カ月ぶりに前月に比べ減るなど、米景気の回復への不透明感から売りが膨らんだ。外国為替市場では円高・ドル安が進行。円相場は一時、約2週間ぶりとなる1ドル=89円台まで上昇した。
株式市場では前日にダウ平均が大幅上昇(199ドル高)した反動で朝方から売りが先行。個人消費支出のマイナスにより、これから本格化する年末商戦を不安視する声が広がった。景気動向に業績が左右されやすい金融株や、原油先物相場の大幅安を受け石油関連株や素材株の下げが目立ち、ダウ平均を構成する30銘柄すべてが下落した。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同52.44ポイント安の2045.11で終えた。
一方、ニューヨーク外国為替市場で円相場は大幅反発。前日比1円30銭円高・ドル安の1ドル=90円05〜15銭で取引を終えた。(10:12)