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ダンスインザムード、輸送を克服できるか
桜花賞は関東(美浦)所属馬にとって、鬼門中の鬼門である。1986年のメジロラモーヌ以降は17連敗。過去10年でもメジロドーベル、ブルーリッジリバーの2頭が2着に入っただけだ。
繊細な3歳牝馬にとって、阪神への輸送は大きな負担。また、阪神の関東馬用の滞在馬房は、第2コーナーの引き込み線に近く、開催日は馬がファンファーレの音を気にするとの指摘もある。
輸送のダメージを見極める上では、馬体重が1つの判断材料となる。過去10年で桜花賞に参戦した関東馬43頭のうち、前回より増えていたのは5頭。8頭は増減がなく、30頭は減っていた。
今回、1番人気のダンスインザムードを送る藤沢和雄きゅう舎も、一昨年はシャイニンルビーが22キロの大幅減で3着に敗れた。97年2着のメジロドーベルは、当日は8キロ減だったが、5週前は同じ阪神のチューリップ賞で16キロ増だった。
ダンスインザムードは関西への輸送が初めて。確かに悪条件だが、デビュー3戦で徐々に体重が増えているのは好材料。「精神的にしっかりしている」(藤沢調教師)という見立て通りに、輸送をクリアできるか。1ケタの減少なら許容範囲と見る。(野元賢一)
[2004年4月11日/日本経済新聞 朝刊]
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