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  テイエムオーシャン中心――関西馬、15連勝なるか

 中央競馬の21一世紀最初のクラシック戦、第61回桜花賞(距離1600メートル)は8日、阪神競馬場で行われる。1987年以来14連勝中の関西馬が記録を更新するかどうか。その期待を担うのがトライアルのチューリップ賞を快勝したテイエムオーシャンだが、関東馬も層が厚い。

 テイエムオーシャンは目下5戦4勝。唯一の敗戦が札幌3歳S(昨年9月)の3着で、優勝馬は今年の皐月賞有力候補ジャングルポケット。牝馬の中で実績は群を抜く。祖母は85年の桜花賞馬エルプス。母系のスピードと、父ダンシングブレーヴの切れ味を受け継いだ。

 昨年末の阪神3歳牝馬Sでは掛かりながらも力で押し切り、チューリップ賞では折り合いに進境を見せた。4日の調教(坂路コース)で、皐月賞に出走予定のテイエムゴーカイに3馬身差をつける豪脚を披露。西浦調教師も「いうことない」と順調さを強調する。

 重賞馬全5頭中2頭の関東馬が、関西の連勝ストップをかける期待馬。うち新潟3歳S、アネモネS優勝のダイワルージュ(4戦3勝)が最右翼だろう。阪神3歳牝馬Sでテイエムオーシャンに押し切られたが、「アネモネSは意識的に余裕残しで出走。使った後の上積みに期待できる」と上原調教師。

 重賞は未勝利だが、フィリーズレビュー2着馬ハッピーパスも期待を集める。姉はマイルCSなどの優勝馬シンコウラブリイと筋金入りだ。主戦の岡部騎手は15回目の桜花賞挑戦。だが戴冠はなく、今回は8大G1(最高格)レース完全制覇もかかる一戦。藤沢和雄調教師にとっても悲願のクラシック初勝利がかかる。(市橋直和)

〔2001年4月5日/日本経済新聞 朝刊〕




 

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