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第5回 レースの楽しみ方

<レースの流れ>

パドック〜本馬場入場


パドック
 パドックは各馬の調子を見極めるところ。発走30分前になると出走馬が周回を始める。ここで応援する馬を確認し、帽色や勝負服を覚えておくのがレースを楽しむ大切なポイント。(パドックは第1回参照
 発走15分前になると、パドックを出た馬は本馬場へと入場し、ウォーミングアップのため試走(返し馬)を始める。ここが出走馬の体調を確認する最後のチャンス。出走各馬の調子をチェックしておこう。

ゲートイン〜スタート〜ゴール


スターティングゲート

東京競馬場のゴール板
 レース開始直前、出走馬はゲート付近に集まり輪乗りを始める。ここで落ち着かせながらゲート入りを待つ。ファンファーレがなるとゲート入りが始まり、各馬がそろった時点でスタート(発走)となる。
 スタート後は、応援する馬の位置取りを確認しながらレース観戦。レースのかぎを握るのはペースだ。ペースは出走馬の脚質により左右され、逃げ馬が多ければ激しい先行争いになりハイペース、逃げ馬不在ならばスローペースになる。ハイペースの場合は、前に行った馬はスタミナ切れで最後に失速することが多く、後方に待機してスタミナを温存した差し・追い込み馬が有利。逆に、スローペースの場合は、前に行った各馬の余力は十分で、逃げ・先行馬に有利なレース展開になる。
 4コーナーを回ると最後の直線。激しい叩き合いからゴールへと向かう。きわどい着差の場合は写真判定に持ち込まれる。結果は着順掲示板に表示される。



<コースの特徴や種類>

 コースによってレースの流れは左右される。そのため、コースごとの特徴や特性を把握しておくと楽しみはより一層増す。

平地競走と障害競走


障害コースに設けられている障害
 レースは「平地競走」と「障害競走」の2種類。ほとんどのレースが平地のレースで、障害レースが組まれていない開催日や障害コース自体がない競馬場もある。障害レースは内馬場で観戦(京都・新潟・小倉は不可)すると、迫力あるジャンプが見られる。

芝コースとダートコース


芝コース
 コースは芝とダートの2種類。芝は走りやすく速いタイムが出るので、スピードのある馬が有利。逆にダートコースは馬力が必要でタイムがかかる。
 だが、これは馬場状態が良好な場合の話。馬場は降雨などで水分を含むにつれて悪化し、芝は力が必要になって走りにくくなる。逆にダートは脚抜きがよくなって走りやすくなる。馬場状態は「良」、「やや重」、「重」、「不良」の4段階で着順掲示板などに表示される。重・不良の馬場を得意とする馬もいるので、馬場状態のチェックは欠かせない。
距離

 中央競馬の平地競走では1000mの短距離レースから3600mの長距離レースまで、様々な距離の競走が組まれている。スタート地点は距離により設定されており、ゲートが車で移動する。ゴールの位置は常に同じ。
左回り・右回り

 競馬場によって右回りと左回りのコースがある。例えば、東京競馬場は左回り、中山、京都、阪神の各競馬場は右回りだ。馬にも右利き、左利きがあり、利き足によって「左回りが苦手」とか「右回りが得意」という特徴を持つ。左回りで大敗した馬が、右回りで一変するようなこともよくあるので要チェックだ。
コースの特性


コースの特徴、スタートの位置などは場内の案内図等で確認できる
 競馬場はコースの高低や直線コースの長さなどにそれぞれの特徴を持っている。例えば、東京競馬場には最後の長い直線、中山競馬場にはゴール前の急坂、京都競馬場には3コーナー付近の下り坂があり、これらの特徴がレースの流れを大きく左右することもあるのを覚えておきたい。

「写真/日本中央競馬会」



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■初心者入門

【第1回】
競馬場とはこんなところ
【第2回】
競馬、基礎の基礎
【第3回】
馬券はどうやって買う?
【第4回】
競馬新聞の読み方
【第5回】
レースの楽しみ方
【第6回】
オッズと払い戻し
【第7回】
地方競馬の楽しみ方
【第8回】
サラブレッドとは?
【第9回】
パドックで馬を見る
【第10回】
レースの体系

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