グランドアウイッシュの06 牡 父Fusaichi Pegasus、3月23日生まれ
近年の西山牧場では繁殖の入れ替えを活発に行っている。その一方で、先日2歳未勝利戦を勝ったニシノプライド(牡、父セイウンスカイ)のように、古くから大事にしてきた繁殖にもこだわりを見せている。
オーナーブリーダーと言われている牧場が、ゆかりのある血統にこだわり過ぎるばかりに成績が落ち込んだり、逆に、その血統が一気に開花することもある。
今年に入ってから2歳馬の活躍が目立っている西山牧場だが、近年になって入れ替えた繁殖の産駒と、そして古くから大事にしてきた繁殖の産駒が相乗効果を生んでいることも、その一因にはあるのかもしれない。
今回紹介する当歳馬は、西山牧場にとって新しい繁殖牝馬である。
グランドアウイッシュの06(牡、父Fusaichi Pegasus、3月23日生まれ)は、父Fusaichi Pegasusの名前が示すように、海外で配合した繁殖牝馬を日本に連れてきている。
「肉付きもいいですし、骨も太くて骨格もしっかりしています。背丈もありますからね」と西山牧場の繁殖スタッフの方も、馬の出来の良さにほれぼれとした様子を見せる。
Fusaichi Pegasusは現役時に9戦して6勝。GTケンタッキーダービーを1番人気馬としては20年ぶりに勝利し、その他にもGUレースで3勝の成績を残している。引退前に6000万ドルから7000万ドルの間というシンジケートが組まれ、現在の種付け料は2000万円を下らないとも言われている。
「しっかりしているのは馬体だけではなく、性格も一緒ですね。将来、どんな競馬をしてくれるのかが非常に楽しみです」とスタッフ。
牧場では母グランドアウイッシュに牝系を構築するような繁殖実績を期待しているのだろうが、その前にグランドアウイッシュの06が、種牡馬となるような競走成績を残してくれるかもしれない。
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