産地馬体検査〜早来会場二日目〜
産地馬体検査の早来会場は、1日目と打って変わって、2日目に検査を受けるのは牝馬だけとなった。
詰めかけたマスコミ関係者、牧場スタッフからも高い評価を集めていたのが、フサイチエアデールの04(牝、父フレンチデピュティ)。つまり見た目、調教での動き共に素晴らしいということなのだろう。育成スタッフからは、「現時点においては、これまで見てきた母の産駒で一番」 との言葉も聞かれていた。無駄がなくて皮膚の薄い馬体は、いかにもスピード馬に出た印象もある。POGでも人気となるのは間違いない。
馬体の印象ならフサイチエアデールの04以上かもしれないのが、エリモパッションの04(牝、父マンハッタンカフェ)。産地馬体で見てきたマンハッタンカフェの産駒で、これほどボリュームのある馬体、躍動感を持った産駒は見たことがない。育成スタッフも「クラシックを意識できるだけの馬だと思います」と将来を嘱望していた。
セトフローリアン04(牝、父アグネスタキオン)の半兄は、今年の皐月賞3着馬フサイチジャンク。同じ時季に見た兄よりもすらっと出ているのは、牝馬だからということもある。話題性だけではない能力の高さも示して、今年の牡馬クラシック戦線で主役となっているフサイチジャンクだが、来年の牝馬クラシックの主役は、この妹かもしれない。
カーリングの04(牝、父ダンスインザダーク)の半兄は、重賞を含む9勝をあげたローエングリン。線のきれいな馬体は、血統を聞かなくともマスコミからシャッター音が鳴り響いたことからも証明されている。母系から受け継がれた豊かなスピード能力は、距離が延びてからでも十分に発揮できるはずだ。
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