マイネアイルの05 牡 父アグネスデジタル 5月16日生
今回紹介する1歳馬の母であるマイネアイルは、ビッグレッドファームマネージャーの蛯名聡さんにとって、非常に思い出深い馬だという。
「母のマイネアイルは丈夫で長く競馬をしたというイメージを持たれていますが、ここにいたころは体調を崩していた時期がありました。みんなでなんとかしてデビューさせようと努力を重ねてきたことが思い出されます」(蛯名さん)
馬体重は落ちていく一方だったが、それでもスタッフたちは良くなることを信じ、調教ペースを緩めなかった。すると、細かった馬体には競走馬らしい筋肉が付き始め、馬体重が増えていくと共に、動きも見違えるように変わっていったという。
「その後、37戦も競馬をしてくれただけでなく、6勝もしてくれたことは嬉しかったですね。一つだけ悔しかったことがあるとするなら、重賞を勝って引退させられなかったことでしょうか」(蛯名さん)。
母の果たせなかった重賞制覇の夢は、昨年誕生した初子に託されることとなった。
マイネアイルの05(牡、父アグネスデジタル、5月16日生)は、父譲りとも言える馬体のバランスの良さが目を引く。「アグネスデジタルも中央や地方だけでなく海外にも遠征に出向き、様々な条件や距離で競馬をしてきたタフな馬。父母の遺伝力からして、この馬も長く丈夫に競馬をしてくれそうな気がしてきます」(蛯名さん)。
重賞にはあと一歩だったマイネアイルだが、2着は3回記録している。京都牝馬Sを2回、そしてダービー卿CTだが、その3回ともマイルの重賞だった。
アグネスデジタルもマイルは芝、ダート合わせて6勝と最も得意な条件。マイネアイルの05は丈夫な馬体だけでなく、マイルのスペシャリストとして活躍をしていく可能性も血統内に秘めている。
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