ナカノファーム クロッサンドラの04 牡 父ジェイドロバリー 3月13日生
フジキセキ産駒のダート適応力の高さは、昨年におけるカネヒキリの活躍で証明された感がある。
そもそもサンデーサイレンス系の種牡馬には、バブルガムフェローやタヤスツヨシのようにダートでの産駒実績が目立つ種牡馬も見られる。また、産駒のゴールドアリュールはダートGTを4勝していることからしても、砂でもスーパーサイアーとしての能力を発揮できると見た方がいいのだろう。
当時の朝日杯3歳Sを勝利し、その後、弥生賞まで一度も敗れることもなく引退したフジキセキだが、もしダートで競馬をさせたとするなら、芝以上の活躍も残せたのではないかと思うと想像が膨らむ。
フジキセキ産駒の初期の活躍馬で、いち早くダート適性の高さを示したのがナカノファームの生産馬であるクロッサンドラだろう。現役時は全36戦のうち35戦を砂の上で戦い5勝、2着5回、3着8回という安定した成績を残している。
そのクロッサンドラ産駒の初子もまた、砂のスペシャリストとなりそうな配合だ。クロッサンドラの05(牡、父ジェイドロバリー、3月13日生)の父ジェイドロバリーは、ダートでの活躍馬を多く輩出してきた。「ジェイドロバリーを配合したのは、勿論、ダート狙いです」
とナカノファームの中野富夫代表は微笑む。小さく産まれることが多い初仔だが、馬体はどっしりした重厚感が感じられ、見るからに力がありそう。しかもどっしりしているのは馬体だけでなく精神面も一緒で、浦河で行われた当歳馬の展示会に連れて行った時にも、輸送は勿論のこと、慣れない環境にも全く動じることが無かったという。
ちなみに今年、クロッサンドラはクロフネの子を出産予定。ダート実績の高さを証明しつつあるクロフネ産駒だけに、こちらの誕生も待ち遠しいところだ。
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