ウインドインハーヘアの05 牝 父アグネスタキオン 4月10日生
今週は有馬記念。2005年における競馬の総決算と言えるこのレースに、ディープインパクトが出走する。
史上2頭目となる無敗での3冠制覇。その強さと速さは様々なメディアにも取り上げられ、有馬記念に向けてそのフィーバーぶりはさらに高まっていくような印象を感じる。
ノーザンファームでの育成時から取材をしてきた自分にとって、次元の違う馬だなと感じたのは事実である。ただ、ここまでの優れた成績を残せるとまでは、まるで想像しえなかった。
競馬を見慣れている我々の想像を平気で越えてみせただけに、これまでに競馬に興味を持たなかった人たちも、このフィーバーの中に取り込んでいるのかもしれない。競馬マスコミとして、そして競馬ファンとして、ディープインパクトのレースをリアルタイムで感じることができるのは、至福の喜びとも言える。 今年、ディープインパクトの母となるウインドインハーヘアは、父にアグネスタキオンを持つ妹を誕生させた。
ウインドインハーヘアの05(牝、父アグネスタキオン、4月10日生)は偉大な兄のことを意識しているかのように、りりしくポーズを決めてくれた。「兄弟は全部ここに来ていますが、総じてまとまりのいい馬体をしていますね」
とノーザンファーム遠浅牧場の松橋亘場長は話す。ディープインパクトのことも良く覚えているという松橋場長だが、兄とウインドインハーヘアの05の共通点は、「軽さ」だという。「あか抜けた印象があるのも一緒ですね。父からはスピードを、母系からはスタミナを受け継がれている印象がありますし、距離は万能なのではないのでしょうか」(松橋場長)
兄がこれから競馬史に刻んでいく偉大な功績を、まるでプレッシャーと感じていないような活躍を妹にも期待したい。
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