ラークホイッスルの05 牡 父ファルブラヴ 1月31日生
近年、日本で繋養されている種牡馬が、海外でも繋養されることが珍しくなくなってきた。代表的な例として、北半球と南半球を行き来するシャトルサイアーが上げられる。
そのシャトルサイアーとして、日本と南半球を行き来していた、バブルガムフェローとタヤスツヨシの産駒が、オーストラリアでGTレースを制覇。近年では種付けシーズンが逆の南半球だけでなく、日本とシーズンが同じである北半球においても繋養される例も増えてきている。
今年の3歳世代が初年度産駒であるアグネスワールドは、供用初年度にシャトルサイアーとしてオーストラリアに渡った後、2シーズンをイギリスで繋養。これは自身がヨーロッパの二カ国で、GTを勝利したことも関係しているに違いない。
そう考えると今回紹介する当歳馬、ラークホイッスルの05(牡、父ファルブラヴ、1月31日生)の父であるファルブラヴは、国内で繋養されている種牡馬で、最も国際的な知名度が高い種牡馬かもしれない。
世界5カ国でGTレースを8勝。GTジャパンカップにも勝利するなど、中距離では無類の強さを見せた。日本での繋養初年度には144頭の繁殖牝馬を集め、その後オーストラリアに移動。現在はイギリスのCheveley Park Studにて繋養されている。日本と同様に海外での人気も高く、リース期間を伸ばして欲しいとの声も聞かれている。
日本生まれのファルブラヴ産駒も血統、能力共に負けてはいない。この馬の母であるラークホイッスルは、カナダの2歳牝馬チャンピオン。仕上がりの良さとスピード能力の高さを産駒に遺伝させ、半姉のベニーホイッスルは、GVフェアリーSで2着している。
「馬体もいいですし、精神面でもしっかりしていますね」
と石垣節雄繁殖主任。ジャパンカップのような国際競走で、ヨーロッパや南半球生まれのファルブラヴ産駒を相手に、見事、勝利を収めて欲しい。
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