種牡馬展示会 〜新冠編〜
日高地区の各スタリオンにおいて種牡馬展示会がスタートしている。今回からは各地区ごとの展示会の模様をお伝えすると共に、注目の種牡馬たちも紹介していきたい。
21日には新冠町内の2つのスタリオンで種牡馬展示会が行われた。まずはアグネスデジタルを筆頭に、話題性溢れた種牡馬を繋養するビッグレッドファームの展示会だが、ここならではの繋養種牡馬の宣伝方法が、牧場内にある育成施設を使った初年度産駒の公開調教である。
昨年はマイネルラヴ産駒が、この時期から全長1100bの坂路コースをあっと言う間に駆け上がり、生産者を驚かせると共に190頭もの繁殖牝馬を集めるに至った。また、マイネルラヴはその期待を裏切ることなく、昨年のフレッシュマンサイアーにおいて2位の成績を残し、さらに評価を上げた感もある。
今年はステイゴールド産駒と、ムタファーウエク産駒の合わせて4頭が公開調教に臨んだ。ステイゴールド産駒ではマガリーダーの03(牡)が軽快なピッチ走法で坂路を駆け上がり、ムタファーウエク産駒のキープイットアップの03(牝)も、並んだ古馬に最後まで一歩も譲らなかった。この産駒の仕上がりのさは、配合に頭を悩ます生産者にとって、格好のアピール材料になったに違いない。
公開調教終了後には、場所を優駿スタリオンSに移して種牡馬展示会が行われた。新入きゅう馬4頭を加えた総勢19頭のラインナップは、日高地区のスタリオンでも有数の規模。やはり生産者やマスコミの視線は新種牡馬に集まってしまうのだが、中でも注目を集めていたのが、皐月賞馬のノーリーズンと、ドバイミレニアムの全弟であるダージー。成績もさることながら優れた母系を持つノーリーズンは、ブライアンスタイム系の繁栄に一役買うことになるはず。またダージーも世界的な良血らしいたたずまいを、際だった馬体全体から表現していた。
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