エターナルビートの04 牡 父マンハッタンカフェ 3月20日生まれ
追分ファーム
今回紹介する当歳馬の母エターナルビートは、半兄にGVシリウスS、GV中京記念勝ちと重賞を含む7勝をあげたトーヨーレインボー、そしてアメリカでGT、CCAオークスを含む重賞4勝を上げた、シャロンを半姉に持つ血統馬である。
「エターナルビートは、追分ファームの代表を務める吉田晴哉の息子である正志君が見つけてきた馬です。3勝を上げただけでなくクリスタルCでも2着に入ってくれるなど、我々にとっても思い入れの強い馬ですね」
と教えてくれたのは、追分ファームの川上哲史さん。現役時の母エターナルビートは、クリスタルC2着の成績が証明している通りに、短距離戦でのスピード能力が際だっていた。初年度からサンデーサイレンスが配合されたのは、繁殖牝馬としての期待の現れと言っていいだろう。
その時の産駒であるマルカジーク(牡、北橋厩舎)は、3戦目で未勝利を勝ち上がり、続く500万下も連勝。今週行われる朝日杯FSに出走を決めている。
次の年にもサンデーサイレンスが配合され、3番子の父はマンハッタンカフェ。エターナルビートの04(牡、父マンハッタンカフェ、3月20日生)は、父譲りとも言える品のいい馬体が印象に残る。今年の「セレクトセール2004」に上場され、竹園正継オーナーが6700万円(税抜き)で落札した。
「様々なサンデーサイレンス系の種牡馬を見てきましたが、総じて柔らかい筋肉を持ち合わせるこの系統の種牡馬の中でも、特にマンハッタンカフェは柔らかさというか、動きのしなやかさが目立ちますね」
と川上さんはマンハッタンカフェを分析する。マンハッタンカフェはこの系統の種牡馬で唯一、GT菊花賞に加え、古馬になってからもGT天皇賞・春に勝利と長距離適性が高い。母のスピードを生かしつつ、そのしなやかさで距離もこなせれば、スーパーホースともなりえる血統背景と言えるだろう。
その前にマルカジークが今週のGTレースで好走を見せてくれれば、母エターナルビートへの評価、そして弟への期待も更に高まっていくはず。きっと追分ファームのスタッフは、朝日杯FSのレースから目が離せないはずだ。
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