Rosie's Sisterの04 牡 父Stravinsky 5月12日生まれ
松浦牧場
松浦牧場が競馬場に送り届けた活躍馬と言えば、先週紹介したモーニングタイドの04の兄であるマイネルモルゲン、そしてホッカイドウ競馬所属のまま札幌2歳Sを制したヤマノブリザードの名前がある。
実は松浦牧場には育成コースがあり、騎乗馴致や調教もここで行っている。ヤマノブリザードもこの調教コースで鍛えられ、ホッカイドウ競馬の新馬戦であるフレッシュチャレンジ競走を見事勝ち上がってみせた。
また、馬作りに対する真面目な取り組みは、普段の放牧風景を見ても分かる。個人牧場の規模にも関わらず敷地面積はなんと70ヘクタール。この広大な放牧地をローテーションで使っているだけでなく、夜間放牧も行っているというのだ。
夜間放牧は当歳、一歳時における競走馬の体力作りには非常に有効とされるが、個人牧場ではなかなか踏み切れないのが、競走馬の安全面を危惧してのこと。特に夜間は人の目が届かないこともあり、事故があった場合には取り返しの付かないことも多い。そこで松浦さんは事故のリスクを軽減するために、角を作らないようにして牧柵を立て、また鹿が入ってこないよう網も張り巡らせている。
「自分達で馬に対してできることは、なんでもやっていきたいですからね」
と松浦快之さんは話す。しっかりとした馬作りへの姿勢があるからこそ、素材が良ければなおさら走るのは当然のこと。なら、血統的に世界レベルと言えるこの馬は、将来的にあの2頭を凌ぐ松浦牧場の代表産駒となってくれる可能性もある。Rosie's Sisterの04(牡、父Stravinsky、5月12日生)は、持ち込みの良血馬だ。
「父のStravinskyはヌレイエフを父に持つ種馬で、ヨーロッパの最優秀スプリンターにもなっています。引退後はアメリカで繋養され、北米のフレッシュマンサイアーにも輝いた程の実績を残しています」
松浦さんがお母さんのRosie's Sisterをセリで購入してきたのも、やはり父の産駒を受胎していたから。産まれてきたRosie's Sisterの04は、血統の良さを物語るように品のある馬体をしており、体のラインも実に美しい。夜間放牧を経て、この美しいフォルムに力強さが増してくることは確実。血統的にも2歳戦の早い時期から競馬場を沸かせてくれるに違いない。
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