パントミーマの04 牝 父スクワートルスクワート 4月18日生まれ ニシオマジョリックの04 牝 父タイキシャトル 2月24日生まれ
中島牧場の代表を務める中島雅春さんは、ファンに向かい合った考え方の出来る生産者である。
クラブに多く馬を送り出していることもあるのだろうが、ホームページを開設したり、また、クラブのツアーがあったときには率先して顔を出すなど親睦を深めている。会員や競馬ファンからの支持も多いのも充分に頷けるが、このような取材でもこちらがすまなく思えてくる程、懇切丁寧に馬の話を聞かせてくれる。それはきっと、中島さんには記事の向こうにある競馬ファンの姿が見えているからに違いない。
今回紹介する2頭も、中島さんは撮影をしながら、そして撮影後には自宅に招いて様々な説明をしてくれた。まずはニシオマジョリックの04(牝、父タイキシャトル、2月24日生)から紹介しよう。
「どうどうとした馬体は、まるで牡馬のよう。性格も牡馬っぽいね。重量感を感じさせる馬体は、父のタイキシャトル、そして母父のディンヒルの馬体の特徴が、いい形で出たと言えるんじゃないかな」
確かに撮影時においても、カメラを持った見たことのない人間を意識しないところか、他の馬を押しのけてまで、草を食べようとする自我の強さを見せていた。性格、そしてこの馬体共々、かなりの大物に見える。
パントミーマの04(牝、父スクワートルスクワート、4月18日生)もまた、雄大な馬格を持つ。これで初仔だというのだから、パントミーマはよっぽど仔出しのいい繁殖なのだろう。
「父のスクワートルスクワートは、BCスプリントのチャンピオンだね。母が中距離で競馬をしていた馬だから、スピードに寄った配合をしようと思ったんだ。母系にはロベルト、ニジンスキーの名前があって底力が伝えられていると思うし、父の軽さと相成ってバランスが取れた配合になったんじゃないかな」
馬体のまとまりは特筆もの。放牧地を駆ける姿も、何かに押されたのではないかと思うほど、スッと動いてみせる。現時点での完成度の高さからしても仕上がりは早く、2歳戦から重賞級の活躍も期待できそう。この2頭とも、クラシックに属した活躍を見せてくれて、また多くの「中島牧場ファン」を産み出すこととなるのかもしれない。
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