パープルデージの04 牡 父アグネスタキオン 3月19日生まれ イエローウイングの04 牝 父アグネスタキオン 5月22日生まれ
最近、社台スタリオンステーションでアグネスタキオンを見てきた。無敗で皐月賞を制し、歴史的な名馬として歩み始めた時期での突然の引退。その強さを成績面において後世に証明することができなかったことは、競馬ファンなら誰しもがもったいないと思っているはずだ。
繋養された当初は、他のサンデーサイレンス系種牡馬と同様に、筋肉の質が柔らかくてバランスの取れた馬だな、と見ていたのだが、ここにきて筋肉が付き、立派になったという印象を受けた。
あのまま無事だったのなら、ダービーも完成度の違いで制しただろうが、今の馬体の印象からすれば、古馬になった時にはパワー面での後押しも効いたはず。力のいる馬場のヨーロッパ、スピードとパワー双方の能力が高くなければ戦えないアメリカに遠征していても、アグネスタキオンならかなりやれたのではないかと思う。
今回紹介する宮内牧場の当歳馬2頭は、どちらもそのアグネスタキオン産駒。パープルデージの04(牡、父アグネスタキオン、3月19日生)、イエローウイングの04(牝、父アグネスタキオン、5月22日生)は、牧場のアグネスタキオンに対する期待がどれほど大きいかを物語っているほどの血統背景を持つ。
パープルデージの04の母父は、世界一の種牡馬とも言われ、ファインモーションの父としても知られるデインヒル。浦河のイーストスタッドで1996年に1シーズンだけリース繋養されていたが、母パープルデージはその時の産駒となる。
「デインヒルの繁殖自体、今海外から買ってこようと思ったらどれだけの値が付くか分からない。だからこそ、この繁殖を大事にしていきたいよね」(宮内牧場・宮内修代表)
一方、イエローウイングの04の近親は、収得賞金世界一にも輝いたあのテイエムオペラオー。血統の良さが現れているのか、品があるだけでなく、そのまま彫刻にしたいほどの綺麗な馬体をしている。
「確かに綺麗な馬体をしていますね。また、牝馬らしく可愛い性格をしています」
とイエローウイングの04を持ってくれた宮内さんの息子さんは話してくれる。この2頭のアグネスタキオン産駒には牡馬、牝馬それぞれのクラシックに出走するだけでなく、願わくば他のアグネスタキオン産駒同様に、世界へと羽ばたいてもらいたい。
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