ビーサイレントの04 牡 父タニノギムレッド 1月28日生まれ
サンデーサイレンス系の種牡馬が勢力を伸ばしつつある現在の生産界だが、それに対抗するかのように産駒実績を残し始めたのが、ブライアンズタイム系の種牡馬たち。特に産地での評価が高いのが、優駿スタリオンステーションにて繋養されているマヤノトップガンである。
昨年のステイヤーズステークス、今年の目黒記念と、芝の長距離重賞を2勝したチャクラ、ダートを中心に11勝をあげている(地方所属時含む)プリサイスマシーンなど、産駒の活躍が幅広いことが人気の理由だろう。
種牡馬と同様に、次第に数を増やしつつあるサンデーサイレンスの繁殖牝馬だが、ここにきてブライアンズタイム、またブライアンズタイム系の種牡馬との配合で結果を残すようになってきた。リーディングサイアー1位、2位同士の配合にニックスという言葉を使うのもおこがましいが、これからは次第にこの配合による産駒も増え、いずれはGT級の成績を残す馬も現れてくるに違いない。
今回紹介するビーサイレントの04(牡、父タニノギムレッド、1月28日生)も、まさに母父サンデーサイレンス、父ブライアンズタイム系種牡馬の配合馬。将来を占う上では、半兄のプリサイスマシーンも同じ配合で結果を残しているという血統的な裏付けも心強い。
「子出しが綺麗なのがサンデーサイレンスを父に持つ繁殖牝馬の特徴なのですが、このお母さんはプリサイズマシーンの時も、そしてこの当歳馬の時にも、あまり目を引く産駒を出さないんですよ」
と白老ファームの石垣節雄さんは、不思議だと言わんばかりの表情で話してくれる。それでも1月生まれだというワーキングガールの04の馬体は、他の当歳馬を凌駕するほど立派で、またブライアンズタイム系の血を引いていることを証明するかのように、腹袋もしっかりしていた。
父タニノギムレッドはブライアンズタイム系種牡馬の中でも、パワーでは同じ父系の種牡馬たちより一枚抜けていた感がある。しかも、実際に強いレースを見せたのは3歳時の春だけ。あのまま成長していたら、どれほどのスーパーホースになったことだろう。
兄プリサイズマシーンの活躍を見れば、ダートでもGT級の活躍を残せそうだが、ここは弟に父子2代での日本ダービー制覇を目指してもらおう。
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