ライラックレーンの04 牡 父Crafty Prospector 3月1日生まれ
7月12、13日の両日、ノーザンホースパークにおいて「セレクトセール2004」が行われる。
単一で行われる国内の競走馬市場としては最大の舞台であり、また、社台グループを中心とした未来のクラシックを沸かしていそうな当歳馬が多数上場される。この優駿たちを目当てとした馬主や調教師、はたまた当歳馬を上場した日高の生産者までもが集うこの日のノーザンホースパークは、まさに日本競馬界の縮図とかす。
第5回目となった昨年の「セレクトセール2003」は、売却総額において過去最高の70億円を超えた。そして今年の日本ダービーでは、菊花賞を勝ったマンハッタンカフェ以来のクラシックホースとなったキングカメハメハを輩出。今年からセリの中心であったサンデーサイレンス産駒こそ上場されなくなったが、それでも活発な取引がされることは確実視される。
今回はこの「セレクトセール2004」に上場される注目馬を紹介したい。セリ1日目のセリ番号54番で、どれだけの高い評価を付けられるかを待つのが、ライラックレーンの04(牡、父Crafty Prospector、3月1日生)である。
「これまでも様々な持ち込み馬を見てきましたが、これは違う! と言う印象があります」
と話してくれたのは、白老ファームできゅう舎長を務める石垣節雄さん。石垣さんはこの時期からのぞかせるライラックレーンの04の長所について
「普段の動きからして体の柔さが見て取れ、頭がいい上に度胸も据わっています。そして顔が小さく、きりっとしている。こういうタイプの馬は走るんですよ」
とこのままセリ鑑定人に言ってもらいたいような言葉を話してくれた。サンデーサイレンス産駒がいなくなったセレクトセールは、盛り上がりに欠けるのでは、との話も出ている。その分、キングカメハメハのような持ち込みの良血馬も多数上場されたことで、馬選びに幅を増したとも言えるのではないだろうか。そういえばこのライラックレーンの04も、父にCrafty Prospectorを持つ持ち込み馬。ひょっとしたら未来のダービー馬は、上場番号54番を付けられたこの馬となるのかもしれない。
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