ウメノファイバーの04 牡 父フレンチデピュティ 3月18日生まれ ウメノローザの04 牝 父ティンバーカントリー 3月13日生まれ
今週はオークス。今からさかのぼること5年前にこのレースを制したのが、YSスタッドの生産したウメノファイバーである。
直線一気で他馬を差しきった鋭い切れ味は、まさに「牝馬らしい切れ」という表現がぴったりくるものだった。今年、待望の初年度産駒(ウメノファイバーの02、牝、父スペシャルウィーク)をターフへと送り出すのは、先日、産地馬体検査ルポでもお伝えした通り。無駄のない馬体には、母同様のスピード能力を余すところ無く受け継いでいるようで、今からデビューが待ち遠しい。
ウメノファイバーの3番仔となるのが、ウメノファイバーの04(牡、父フレンチデピュティ、3月18日生)。これまでの産駒2頭は牝馬だっただけに、待望の牡馬といったところだろう。とにかく元気な馬で、始終、放牧地を動き回っては、いつの間にか母の姿を見失い、その度に母を捜してはいなないていた。そんなウメノダンサーの04に、母は放任主義を貫いている様子。でも、機を見ては子供の側から離れないようにしていた姿が印象的だった。
ウメノファイバーの04からすれば、お祖母ちゃんになるのがウメノローザ。今年で18歳となったウメノローザも、この春に産駒を誕生させている(ウメノローザの04、牝、父ティンバーカントリー、3月13日生)。
「父の特徴が出ているのか、しっかりとした馬体をしていますね。成長が楽しみです」
とはYSスタッドの場長である、斉藤安行さんの言葉。南関東で重賞を制した母ウメノローザ、そして、ダートで次々と活躍馬を送り出す父ティンバーカントリーを考えると、血統的にはダートでの活躍を期待したくなるところかもしれない。
それでもウメノファイバーは、東京のコースの重賞を2勝した、速さと軽さを兼ね備えたスピード馬。また、ティンバーカントリーの代表産駒であるアドマイヤドンも朝日杯FSに勝利しており、芝でも充分にやれるとの評価も受けている。姉妹揃ってのオークス制覇も決して夢ではない。
そんなウメノローザの04は、綺麗な放牧地の小高くなった場所で、眠りについていた。きっと、3年後のオークスを先頭で駆け抜ける夢でも見ていたのだろう。
|