種牡馬展示会 門別編
2月25日には門別地区の種牡馬展示会が行われている。晴れ空ながら時折吹く風は寒く、日陰で種牡馬を見ていた関係者には、いささか気の毒な気候だったが、種牡馬たちは至って元気で、スタッフを逆に引きずるような気合も見せていた。
先に展示が行われたのは、日高軽種馬農協門別種馬場。次々と種牡馬が姿を見せる中、馬の名前を言われなくとも目が行ってしまう程の好馬体を誇っていたのが、テイエムオペラオーだった。
管理をしていた門別種馬場のスタッフ、また初年度に繋養していたイーストスタッドのスタッフも口を揃えて、「年々馬が良くなってきた」と語っていたように、バランスを損ねることなく、馬体は種牡馬らしい風格を増した。現1歳馬となった初年度産駒の評判も良く、この日、日高まで足を運んでいた竹園オーナーも、種牡馬としての成功を確信したのではないだろうか。
ブリーダーズスタリオンSにはエアエミネム、ラスカルスズカの2頭の新種牡馬が入きゅうした。ラスカルスズカはあのサイレンススズカの半弟、しかも種牡馬ランキングで上位に位置するコマンダーインチーフの血を引く。兄同様のスピード能力に加え、現役時の成績、そして無駄の無く体のラインを美しく見せる馬体からしても、距離をこなす産駒も現れても不思議ではない。
エアエミネムは5歳になって重賞を2勝し、いよいよ本格化か? と思われた矢先の引退だけに、競走馬としての活躍を期待していたファンには惜しい気もしてくる。だが、世界中で活躍馬を送り出すデインヒルを父に持つサイアーライン、何よりそのデインヒルを彷彿とさせる、パワフルな馬体は、日本におけるこの父系の発展へと繋がってくれるはず。種牡馬としても充分に活躍をしてくれそうだ。
ブリーダーズスタリオンステーションの大黒柱であるアフリートも20歳という年齢を感じさせないほど若々しさを保っていた。今年もトップクラスの繁殖が集まってきそうだ。
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