メジロエバートの03 牡 父アフリート 4月20日生まれ
5頭の当歳馬を紹介していただいたメジロ牧場だが、現時点での完成度で、同期の当歳馬の中でも群を抜いているのが、今回紹介するメジロエバートの03(牡、父アフリート、4月20日生まれ)だろう。
「現在は夜間放牧を行っていますが、成長に連れ筋肉に張りも出て逞しくなってきました。このままの成長を続けてくれたら、どれだけ素晴らしい馬になってくれるかが今から楽しみです」
と舘江獣医も興奮を隠せない。
メジロの血統で、父アフリートの血統を持つ馬は珍しい気もするが、この配合を導き出したのはメジロエバートの03の兄である、メジロバンクス(牡、父リンドシェーバー、37戦4勝)のダート適性だという。ダート戦で堅実なレースを続けるメジロバンクスだが、特にダート1200メートルは得意の条件であり、全4勝をあげているだけでなく2着も5回している。
アフリート産駒のダート実績は言うまでもなく、プリエミネンスを筆頭にスターリングローズ、そして今年のジャパンダートダービーを勝ち、秋の飛躍が待たれるビッグウルフと各世代ごとに活躍馬はいとま無いが、芝でもプリモディーネ、ゴールデンジャックといった活躍馬が出ているように、パワーに優れながらも、スピードも持ち合わせた種牡馬であるということは間違いない。
筋肉質であるメジロエバートの03の馬体を見る限り、パワータイプの馬になるのではないか、ということを想像してしまうのだが、メジロエバート自身は芝で3勝をあげた馬ということもあり、潜在的に持ち併せている母のスピード能力を、アフリートが引き出せば、芝向きの馬となるかもしれない。
思わずそう考えてしまうのは、母仔共に似たような一直線の流星という特徴を持ち合わせていること。聞くところによると、似ているのは流星だけでなく、きりっとした気性も一緒で、
「母の系統は全てきりっとしたところがあるのですが、だからこそ競馬に行ったときにいい結果を残してくれるのでは無いでしょうか」 とスタッフの方は教えてくれた。
ダートに出るか、芝に出るか。できることなら血統や見た目といった我々の想像を超えるだけの活躍を、メジロエバートの03には残してもらいたい。
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