ビアグレイスの02 牡 4月30日生まれ 父アジュディケーティング
昨年の関屋記念、京王杯AH、富士Sと連続しての2着。これだけの実力を持ちながら、不思議と人気にならないミデオンビット。きっとこの馬を追っかけてきた人は、さぞかし美味しい思いをさせてもらったはずだ。
生産牧場は昨年もこの取材でお世話になった、ムラカミファームだったこともあって、自分もマイルCSでは馬券を抑えてみたのだが、こういう時に限って馬券に絡まない。これはミデオンビットの能力より、自分のツキの無さが上回ってしまったということなのだろうか? どこか、申し訳なくもなってくる。
それでもGTの激しい流れの中でもハナを奪い、9着に敗れたとはいえ、勝ち馬とは0秒4差というのは高く評価が出来る。今年もいいレースをしてくれそうだが、次からは人気になりそうな気がするので、単勝馬券で勝負しようかと思う。
そんなことを話しながら、ムラカミファームの代表を務める村上さんに、今年も取材を申し込んだところ、
「なら、ミデオンビットの全兄弟を紹介して
もらおうかな」
と快諾してくださった。活躍馬の全兄弟を紹介出来るというのは、話題性もあって嬉しい限りだ。
ビアグレイスの02(牡 4月30日生 父アジュディケーティング)は、重厚感の中にあか抜けした馬体と、兄と良く似た体型を持つ。「決してミデオンビットの活躍を見こして、アジュディケーティングを配合した訳じゃないんだ。この母に相性がいいかな? と思ったんだけど、兄の活躍でこの馬自身の評価も上がってくれた事が嬉しいよね」
村上さんはミデオンビットの最大の長所を、「能力もそうだけど、これだけの数を使われても足元の故障がないその丈夫さ」
だと話す。「無事是名馬」とも言うが、沢山のレースを使える馬というのは、それだけ多くのファンが見ていることもあり、人気も高くなる。しかも馬主さんにも嬉しい上に、調教師もローテーションが組みやすい、村上さんにとっても喜ばしいことばかりだろう。
勿論、兄に良く似た全弟も同じように丈夫で長く走ってくれるはず。その前に兄の果たせなかったクラシック出走を、ぜひとも成し遂げて欲しい。
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