 | | 会議の総括をする米スタンフォード大学アジア太平洋研究センターのダニエル・オキモト名誉所長=30日、東京都 |
世界の経営トップが集まり、グローバルな視点で経営戦略などを話し合った第9回日経フォーラム「世界経営者会議」が30日午後、都内のホテルで閉幕した。2日間の議論を振り返り、米スタンフォード大学アジア太平洋研究センターのダニエル・オキモト名誉所長は「流動的な国際金融制度のもとで不均衡が広がり、インフレなどリスクが潜在していることは強調しておきたい」と話した。
会議は「新たなターゲットに挑む企業経営」をテーマに、グローバル競争を勝ち抜くための経営戦略や新市場を切り開くイノベーションなどについて話し合った。オキモト名誉所長は議論を踏まえ「金融の流動性は各国で資産価値の上昇や生活レベル向上を後押ししたが、米国など先進国が多額の借金を抱えるなど不均衡を導いたのも現実だ」と述べ、不安定な市場を直視する必要性を指摘した。
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