| 講師紹介 |
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楊 元慶 レノボ・グループ 会長 |
中国のニューリーダー
2004年12月、中国のレノボ・グループ(聯想集団)が米IBMパソコン部門を買収するとのニュースが世界を駆けめぐった。同時に、中国のニューリーダーとして一躍、注目を集めた。世界を目指す中国企業の象徴として、中国内での期待も高い。
中国科学技術大学コンピューター科学部で修士号を取得した。だが、聯想集団内では技術畑ではなく、「販売の天才」として営業分野で頭角を現した。
聯想に入社したのは1989年。「大学で研究生活を続けるよりも企業の優秀なエンジニアとして活躍し、海外に出る機会も狙いたい」と考えたためだ。だが、当時の聯想が求めていたのは優秀な営業マン。楊氏が配属されたのは米サンのワークステーションの代理販売部門だった。
楊氏の名前が業界内に知れ渡ったのは94年。その前年、聯想のパソコン部門は売り上げが大幅に目標を下回り、危機に瀕(ひん)していた。そこで創業者で当時のトップだった柳伝志氏が29歳の楊氏をパソコン部門の総経理に抜てきした。これで同社のパソコン販売は大幅に回復。一気に中国三大メーカーの一角に食い込む勢いを身に付けた。
「早期の世代交代」を早くから目指していた柳伝志氏の任を受け、2001年、聯想集団の総裁兼最高経営責任者(CEO)に就任した。一営業マンから世界企業のトップへと出世の階段をかけ上った楊氏にあこがれる中国の若者は多い。
率直で物静かな受け答え。柳伝志氏と同様に固定観念にとらわれない柔軟な発想力が強みでもある。明るい人柄が社内外で評価を受けている。中国浙江省生まれ、40歳。
[9月5日/日本経済新聞 朝刊]
1964年11月12日生まれ
2005年5月、楊元慶は、レノボとIBMのPC事業を統合し新たにスタートしたレノボ・グループ(本社:米国ニューヨーク州)の会長に就任しました。それ以前は、レノボの社長兼最高経営責任者(CEO)として、ビジネスおよび会社のオペレーションの全責任を担っていました。
中国科学技術大学コンピューターサイエンス・インスティチュートの修士課程を修了後、1989年にレノボに入社しました。その後、献身的な働きとマーケット・トレンドに対する洞察によって、2001年、社長兼CEOのポジションに就任しました。楊氏のリーダーシップのもと、レノボは1997年以降中国でもっとも売れているPCブランドとなり、新生レノボ・グループは世界第3位のPCメーカーとして活動しています。
楊氏は他にも、ナショナル・ユース・コミッティのメンバー、中国の起業家アソシエーションのディレクター、そして中国科学技術大学の教授を務めています。
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