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エリック・シュミット グーグル 会長兼CEO |
若い才能引き出す指揮官
「最低でも300年必要だが、地球上のすべての情報をインターネットで検索できるようにしたい」。ネット検索最大手のトップとして壮大な夢を語る。
グーグルは1998年に創業。社名は10の100乗を意味する数学用語「ゴーゴル(googol)」に由来する。現在検索可能なページ数は80億と、10の10乗。目標達成まで「あと273年だ」とおどける。
昨年8月に上場。時価総額は800億ドル(約8兆8000億円)を超え、メディア最大手のタイム・ワーナーに匹敵。1―6月期は売上高が26億ドル、最終利益が7億1200万ドルとネット関連で世界最大手だ。
世界で最も注目を集める企業の1つだが、本人は「カリスマ」とは程遠い。セルゲイ・ブリン社長、ラリー・ペイジ社長という2人の創業者が、シュミット氏よりも二回りも若く、目立つ存在だからだ。シュミット氏自身は若い才能を引き出す指揮官に徹する。肩書こそCEOだが、意思決定は常に2人の創業者を加えた3人で下すなど、チームワーク重視の経営を志向する。
カリフォルニア大バークレー校でコンピューター科学の博士号を取得、ゼロックスのパロ・アルト研究所を経て米サン・マイクロシステムズに移籍した。97年に米ノベルのCEOに就任。01年グーグルCEOに転じた。研究者と企業経営者の両方を経験、若手中心の急成長企業にはぴったりの存在だ。
従業員の信任は厚い。社員を集めたスキー旅行で、ある社員が骨折。近くに病院が無いことが分かると、自ら自家用機を操縦して病院に担ぎ込んだという逸話もある。50歳。
[9月5日/日本経済新聞 朝刊]
Googleの共同創立者ラリー・ペイジとサーゲイ・ブリンによってリクルートされる。Google以前は、Novellの会長兼CEOとして経営戦略や技術開発の中心的役割を担っていた。入社以来、会社の急成長に欠かせない社内のインフラの構築や、短い製品開発サイクルの期間と製品の質を高く保つことを同時に行えるようにすることに力を注いでいる。また、ペイジやブリン同様、Googleの日々の経営において責任を担う。
20年に及ぶ経験はインターネット戦略、企業家としての手腕、優れた技術の開発など、多岐に及ぶ。シュミットの深い経験に基づく視点は、ユニークな企業カルチャーを持つ、新しく、急成長している検索エンジンであるGoogleに必要なものである。
Novell社の以前は、Sun Microsystems, Inc.で最高技術責任者兼役員を務め、1983年に入社して以来、Javaの開発やプラットフォーム非依存のプログラミング技術、および同社のインターネットソフトウェア戦略分野に大きく貢献。Sunに入社する以前は、Xerox Palo Alto Research Center (PARC: ゼロックス・パロアルト・リサーチセンター) のコンピュータ サイエンス研究所の研究員としての仕事に従事。プリンストン大学で電子工学の理学士号、カリフォルニア州立大学バークレー校でコンピューターサイエンスの修士号および博士号を取得した。
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