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講演する米グーグルのエリック・シュミット会長兼最高経営責任者=25日午後、東京都内 |
グーグル会長「ITで世界の問題解決」・世界経営者会議が閉幕
第7回日経フォーラム「世界経営者会議」(主催=日本経済新聞社、スイスのビジネススクールIMD、米スタンフォード大学アジア太平洋研究センター)は25日、2日目の討議を行い閉幕した。インターネットの未来や本格的M&A(企業の合併・買収)時代の到来、グローバル経営のあり方などをテーマに、米グーグルのエリック・シュミット会長兼最高経営責任者(CEO)らが議論を展開した。
シュミット会長は地球上の衛星写真をネットで閲覧できる新技術「グーグル・アース」が米国のハリケーン被害で屋根などに避難している4000人の被災者を見つけ出し、救助に役立ったことを指摘。「世界中のあらゆる情報をグーグルで抽出し、問題解決に努めたい」と語った。
トヨタ自動車の渡辺捷昭社長は世界的な変化として、再生・循環型社会の到来とIT(情報技術)によるグローバル化の進展を指摘。世界の自動車普及台数は現在の8億5000万台から2010年に10億台になると予測しながらも「環境、安全、情報化など次世代技術の開発なしに自動車産業は存立しない」と強調した。
東芝の西田厚聡社長は競争力のある全く新しい製品の開発には「プロセスだけでなく価値観の変革も必要だ」と発言。大和証券グループ本社の鈴木茂晴社長は日本のM&Aについて「まだ始まったばかり。市場は大きくなる」との見通しを示した。
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