武田 國男 武田薬品工業 会長 兼 CEO
「世界企業」の体制づくり
「武田ファーマシューティカルカンパニーの基礎は築いた」――。今春まで10年間の社長在任中に、営業利益は3.4倍、時価総額も3倍強に達し、国内製薬最大手の地位を盤石にした。
本業の医薬品事業に経営資源を集中させるねらいで、2001年にビタミンバルク事業を独社との合弁会社に移管。ウレタン事業や食品事業、農薬事業も共同出資会社に移した。成果主義を徹底した賃金制度などで、米欧の世界的製薬会社も上回る生産性を実現した。
世界企業に向けた体制づくりも進めた。米企業との合弁会社が手がける消化性かいよう治療薬は、単一の製品として年間売上高が世界六位の大型商品に成長した。
「日本発の世界企業になるには、グローバル・スタンダードに日本的な考え方を加えることが必要」という。5月に製薬会社の経営者として初めて日本経団連の副会長に就いた。甲南大経卒、63歳。
[9月8日/日本経済新聞 朝刊]
| 昭和15年1月5日 兵庫県生まれ |
| <学歴> |
| 昭和37年3月 |
甲南大学経済学部経済学科卒業 |
| <職歴> |
| 昭和37年4月 |
武田薬品工業株式会社入社 |
| 昭和62年6月 |
同社取締役就任 |
| 平成元年6月 |
同社常務取締役就任 |
| 平成3年6月 |
同社専務取締役就任 |
| 平成4年6月 |
同社代表取締役副社長就任 |
| 平成5年6月 |
同社代表取締役社長就任 |
| 平成15年6月 |
同社代表取締役 取締役会長 兼 最高経営責任者(CEO)就任 現在に至る |
| <団体・公職歴> |
| 平成8年2月 |
大阪医薬品協会理事 |
| 平成8年3月 |
日本製薬団体連合会理事 |
| 平成8年11月 |
大阪商工会議所1号議員 |
| 平成9年6月 |
日本製薬工業協会常任理事 |
| 平成11年5月 |
(社)関西経済連合会副会長 |
| 平成14年7月 |
日本放送協会経営委員会委員 |
| 平成15年5月 |
(社)日本経済団体連合会副会長 |
| <賞罰> |
| 平成3年10月 |
大阪府知事表彰(薬事功労) |
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