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講演するカーリー・フィオリーナ 米ヒューレット・パッカード会長兼CEO |
ブランド戦略の重要性を強調
第4回日経フォーラム「世界経営者会議」は29日、都内のホテルで2日目の講演、討議をした。米ヒューレット・パッカード(HP)のカーリー・フィオリーナ会長兼CEO(最高経営責任者)は「コンパック・コンピューターとの合併でHPブランドはより強化された」とブランド価値を高める経営戦略の重要性を強調した。
会議は2日間の日程を終え閉幕した。
フィオリーナ会長は「HPは60年の歴史あるブランドだが、私がCEOに就任した時点では、徐々に目立たぬ存在になっていた」と合併の動機を説明。創業家株主の反対を乗り越えた合併の実現で「業界のリーダーシップと強いブランドを手に入れた」と語った。
BMWのヘルムート・パンケ社長は、同社が高級車として高いブランド力を持つ理由を「すべての人に好かれる車は、誰一人として熱狂させることはできない。自社が得意な分野に特化することがブランド価値を高めるために必要不可欠だ」と説明した。
流通のセッションではイトーヨーカ堂の鈴木敏文社長が「日本人の消費構造は変わり、安さが売れる条件ではなくなった」と分析。これに対しウォルマートインターナショナルのジョン・メンザーCEOは「価格を下げれば顧客は増える」と規模の利益を主張した。
同日午前に講演したデルコンピュータのマイケル・デル会長兼CEOは「市場の成長が鈍化しても顧客を重視しコスト構造が優れていればシェアは増やせる」と語った。モルガン・スタンレーのロバート・スコット社長兼最高執行責任者(COO)は「金融市場の不確実性が増しているが、企業統治や会計制度をより健全にする努力は始まっている」と指摘した。
10月28日の映像はこちら NO.1/ NO.2 (WMP形式、映像提供日経CNBC)
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