若者・女性の役割重要
ジェッド・A・スミス ドラッグストア・ドット・コム 創設者
80年代後半から90年代初め、米国企業はリエンジニアリング(業務の抜本的改革)を通して何十万人の社員を解雇、米国民は大きな苦痛を味わった。大企業にいれば何十万ドルの所得を手にできたのに、それができない。嫌でも革新的、創造的な仕事を自分たちで手掛ける必要があった。
逆に言えば、俊敏で小回りの利く企業が登場する転換期でもあり、こうした企業が技術革新を後押しし、インターネットの普及を加速させた。ネットの成長は十分でなく、eビジネスはもう死滅したとも言われるが、まだまだ新しいアイデア、発明が生み出される可能性はある。
物事が進むペースが一段と速まっている環境の中で、自ら事業を展開していくためには、非常に賢い人たちに囲まれ、自分の弱点を補完してもらうことが欠かせない。
特に若い人は世界とネットワークを持ち、新しい考え方に精通している。米国では女性が企業に新しい考え方を吹き込んできた。若者と女性が重要な役割を果たし、好況をもたらした。
日本は非常にエキサイティングな時期を迎えている。戦後の高度経済成長期から今、何が正しかったのかを整理し直し、自分たちの間違いを十分理解する。そのうえで女性や若者をもっと社会で受け入れ、将来の経済を支えてもらうようにすることが重要だ。
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