夏 斌 中国国務院発展研究センター 金融研究所長    1951年5月生 1980年代半ばから90年代初期にかけ、中国人民銀行（中央銀行）本店金融研究所の副所長を務め、中国金融改革初期の貨幣政策理論と金融改革理論の研究に携わる。93年初めには中国証券監督監理委員会（証監会）情報部主任に就任。中国の株式市場の発展に努める。その後、深証券取引所の総経理に就任、同証取を全国的な取引所に発展させた。 その後は人民銀本店の政策研究室に勤務し、97年の国務院（政府）による金融改革の発展に関する重要文書の研究、作成に関わる。98年には人民銀のノンバンク監督局局長に就任。アジア金融危機後の信託会社、リース会社などの処理・再編を統括した。現在は省、市など地方政府の金融アドバイザー、国家行政学院などいくつかの有名大学の教授、中国金融学界の常務理事、雑誌「銀行家」編集委員会主任を兼務している。 主な研究分野はマクロ経済政策、金融政策、金融監督と中国の資本市場の発展政策など。「孫冶方経済学賞」など表彰歴も多数。主な著作に「転換期の中国金融問題研究」「金融持ち株会社の研究」「中国私募ファンドの研究報告」「証券大辞典」など。58歳。 講師一覧へ戻る (C)2009 Nikkei Inc./Nikkei Digital Media, Inc. All rights reserved.

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