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 リー・クアンユー氏「中国8%、インド6%の成長率見込める」 

対談するリー・クアンユー シンガポール顧問相=写真 小川望
 シンガポールのリー・クアンユー顧問相は22日午後、国際交流会議「アジアの未来」(日本経済新聞社主催)で小倉和夫国際交流基金理事長と対談した。リー・クアンユー氏は、今年の中国、インドの国内総生産(GDP)成長率について、対米輸出に頼らず内需拡大で「中国は8%、インドでは6%の増加が見込める」と述べた。

 「中国、インドともに人口が多く、インフラ投資が必要」と説明。中国では「沿岸部で生産した耐久消費財に対する需要が内陸部にある」と指摘。また「人口が増えている沿岸部で住宅が必要になる」点が、成長の原動力になるとの認識を示した。

 さらに「アメリカの成長率が1%でも、中国の輸出は増える」と語り、中国の成長余力は大きいとの見方を示した。

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