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 元駐日印特命全権大使「東アジア産業大動脈に期待」 

討論するアフターブ・セット元駐日インド特命全権大使=写真 柏原敬樹
 元駐日インド特命全権大使のアフターブ・セット氏は22日午前、国際交流会議「アジアの未来」(日本経済新聞社主催)の討論で、日本政府が提唱する「東アジア産業大動脈構想」について「我々は2000年前から『知識の大動脈』でつながっており、今後の産業面での有機的な結びつきの基盤になる」との見方を示した。

 具体的には「古くから医療や数学、繊維といった知識が伝播(でんぱ)し、交易も人の交流も盛んだった」との事例を挙げた。中国とインドについては「18世紀まではこの2カ国で世界総生産の50%を占めていたが、再び台頭してきた」と語り、中印を含む産業大動脈構想への期待感を示した。

 同氏は現在、慶大グローバルセキュリティーリサーチ研究所教授などを兼務する。

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