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 元米国防長官「オバマ政権、6カ国協議は失敗と判断」 

討論するウィリアム・ペリー元米国防長官=写真 小川望
 元米国防長官のウィリアム・ペリー氏は22日午後、国際交流会議「アジアの未来」(日本経済新聞社主催)の討論で、北朝鮮問題に触れ、従来の6カ国協議について「米オバマ政権は失敗したとの判断を下すだろう」との見解を述べた。理由として「6カ国協議の枠組みがある中で北朝鮮が核実験を実施した」ことを挙げ、「例え北朝鮮が6カ国協議に復帰することになったとしても、米国は(6カ国協議を重視せず)従来の日米韓3カ国による協議に軸足を移すのではないか」との見方を示した。

 また「日韓と同様、オバマ政権も北朝鮮を核保有国としては認めない」と強調。北朝鮮に対するオバマ政権の姿勢は「強圧的な戦略」になるとした。具体的には非軍事的な金融分野を含む経済制裁を示唆した。制裁にあたっては「中国の協力が不可欠だ」と付け加えた。

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