アジア経済の将来についてアジア太平洋地域の政府首脳や経済人らが話し合う第14回国際交流会議「アジアの未来」(日本経済新聞社主催)が22日午前、東京都内のホテルで始まった。
会議は「グローバル共生に向けて―アジアの役割」をテーマに、2日間にわたり議論。世界経済におけるアジアの役割や米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題がアジア経済に与える影響、環境問題とアジアの経済成長の両立などについて意見を交わす。アブドラ・マレーシア首相、チュンマリ・ラオス国家主席、高村正彦外相らが出席する。
開会のあいさつで日本経済新聞社の杉田亮毅会長は、「アジア自身の持続的成長のためにも環境問題の解決は大きな課題」と話した。