中川　秀直氏 衆議院議員、自由民主党 幹事長 　昨年9月、安倍政権の誕生とともに自民党幹事長に就任。党務だけでなく政策面でも安倍晋三首相を支え、首相から強い信頼を得ている。 　外交面では日中関係の改善で存在感を発揮した。政調会長時代の昨年2月には中国を訪問して中国共産党との日中与党交流協議会の初会合を開いた。小泉純一郎首相（当時）の靖国神社参拝問題で関係がぎくしゃくする中で、小泉首相の真意や日本側の立場を根気強く説明し、関係改善に向けた環境整備に尽力。同10月に中国側が来日して第二回会合を開くなど、政党間のパイプを確保した。 　今年3月には公明党の北側一雄幹事長とともに北京を再び訪問。胡錦濤国家主席と会談し、昨年の日中首脳会談で合意した「戦略的互恵関係」の構築に向けて幅広い分野にわたり意見交換した。 　内政では行政改革に熱心で、社会保険庁改革や公務員制度改革で党内論議を主導。現在は7月の参院選に向けて奔走している。63歳。 1944年2月2日生 1966年 慶應義塾大学法学部卒、日本経済新聞社入社 1976年 衆議院議員に初当選 1994-2000年 内閣総理大臣補佐、科学技術庁長官、衆議院議員運営委員長、内閣官房長官（IT担当 ）・沖縄開発庁長官を歴任 2002年 自由民主党国会対策委員長 2005年 自由民主党政務調査会長 2006年 自由民主党幹事長 東京都出身、63歳 講師一覧へ戻る (C)2007 Nikkei Inc./Nikkei Digital Media, Inc. All rights reserved.