河合 正弘氏 アジア開発銀行 研究所長 　2005年からアジア開発銀行（ＡＤＢ）総裁特別顧問兼地域経済統合室長として、東アジア地域の経済統合の支援に奔走した。アジア通貨危機の教訓から、各国の政策協調を実現するための方策として「アジア通貨単位（ＡＣＵ）」の導入を提唱した。 　米スタンフォード大で経済学博士号を取得。専門は国際金融論。東大社会科学研究所教授、世界銀行首席エコノミストなどを歴任。財務省では黒田東彦ＡＤＢ総裁が財務官だった際に副財務官としてコンビを組んだ。今年1月から現職。59歳。 1947年12月１日生 1971年 東京大学経済学部卒業 1973年 東京大学大学院経済学研究科修士課程修了 1976年 米スタンフォード大学統計学修士号取得 1977年 米ブルッキングズ研究所リサーチフェロー 1978〜86年 米スタンフォード大学経済学博士号取得。米ジョンズ･ホプキンス大学経済学部助教授･准教授、東京大学社会科学研究所助教授･教授を歴任 1998年 世界銀行東アジア・大洋州地域局チーフエコノミスト 2001年 財務省副財務官・同財務総合政策研究所長 2005〜07年 アジア開発銀行総裁特別顧問兼地域経済統合室長 2007年 現職 岡山県出身、59歳 講師一覧へ戻る (C)2007 Nikkei Inc./Nikkei Digital Media, Inc. All rights reserved.