王毅氏 駐日中国大使 　中国外務省で日本課長、アジア局長を歴任するなど長く日本畑を歩んだエリート外交官。2004年9月に大使に就任した直後は日中関係悪化に直面したが、昨年9月の安倍晋三政権発足後は関係改善へ奔走。大使就任前は外務次官として北朝鮮の核問題を巡る6カ国協議の議長も務めた。粘り強い交渉力には定評があり、将来の外相候補の1人と目される。 　文化大革命の時に都市の知識青年を農村に強制移住させる「下放」により黒竜江省で8年間農業に従事した。趣味はスキーとテニス。53歳。 1953年10月生 1982年 北京第二外国語学院アジア・アフリカ語学部卒、中国外交部アジア局アタッシェに 1984〜89年 外交部アジア局副課長、課長 1989〜94年 駐日本大使館政務担当参事官、公使級参事官 1994〜98年 外交部アジア局副局長、局長 1998〜2004年 外交部部長補佐兼政策研究室主任、副部長 2004年9月〜 中国駐日本特命全権大使 北京市出身、53歳 講師一覧へ戻る (C)2007 Nikkei Inc./Nikkei Digital Media, Inc. All rights reserved.