北朝鮮の核施設停止などを「初期段階措置」として定めた2月の6カ国協議での合意に対し、「結局、北朝鮮の核開発のための時間稼ぎに過ぎなかった米朝枠組み合意の二の舞いになるのでは」との懸念もある。こうした声に対し、王大使は、枠組み合意は核凍結を目標としていたが、6カ国協議での合意の最終目標はあくまで核放棄であること、今回は多国間合意であることを理由により実現可能性が高いとの見方を示した。