第13回アジアの未来
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速報ニュース
 中国駐日大使「今回の合意、6カ国の共同責任」 

討論する中国の王毅駐日大使(25日、都内のホテル)
 中国の王毅駐日大使は25日午前、国際交流会議「アジアの未来」(日本経済新聞社主催)での討論で、「(北朝鮮の核開発凍結などを定めた)1994年の米朝枠組み合意は2国間のものだったが、今回(2月13日の6カ国協議での)合意は6カ国の共同責任に基づくもの」と述べた。

 北朝鮮の核施設停止などを「初期段階措置」として定めた2月の6カ国協議での合意に対し、「結局、北朝鮮の核開発のための時間稼ぎに過ぎなかった米朝枠組み合意の二の舞いになるのでは」との懸念もある。こうした声に対し、王大使は、枠組み合意は核凍結を目標としていたが、6カ国協議での合意の最終目標はあくまで核放棄であること、今回は多国間合意であることを理由により実現可能性が高いとの見方を示した。

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