ボー・ホン・フック氏 ベトナム社会主義共和国　計画投資相 投資環境の改善、陣頭指揮執る 　海外からベトナムへの直接投資ブームの立役者。ハノイ工科大学を卒業後、国家計画委員会（現計画投資省）産業局に入省。その後、一貫して国家計画委員会でベトナムの工業化と市場経済システムの導入に取り組んでいる。1996年に中央委員に選出され、2002年8月発足の現政権で計画投資相に就任した。 　「政府は国民と企業に対するサービス向上に努めなければならない」というのがポリシー。外国企業との二重価格の撤廃、優先育成分野に対する優遇策など大胆かつ柔軟な政策を打ち出し、ベトナムの投資環境改善の陣頭指揮を執ってきた。 　日本政府および日本企業との人的パイプが太いことでも知られる。昨年11月の訪日時には日本企業に自ら足を運んでベトナムへの投資を呼びかけた。中部ゲアン省出身。60歳。 ■生年月日 1945年10月19日 ■出生地 ベトナム国　ゲアン省　ヴィン市 ■家族 既婚、子女2名 ■学歴 ハノイ工科大学　鉱物学部　1968年卒 ■職歴 1969年 1月〜1979年11月 国家計画委員会（ＳＰＣ）　職員 1979年12月〜1980年 9月 国家計画委員会（ＳＰＣ）　産業局　課長補佐 1980年10月〜1980年12月 国家計画委員会（ＳＰＣ）　産業局　課長 1981年 1月〜1990年10月 国家計画委員会（ＳＰＣ）　産業局　次長 1990年11月〜1992年11月 国家計画委員会（ＳＰＣ）　産業局　局長 1992年12月 国家計画委員会（ＳＰＣ）　副委員長 1995年11月 計画投資省（ＭＰＩ）　副大臣 1996年 7月 ベトナム共産党中央委員会　委員 2002年 8月〜現在に至る 計画投資省（ＭＰＩ）　大臣 講師一覧へ戻る Copyright 2006 Nihon Keizai Shimbun, Inc., all rights reserved.